転倒事故や寝たきりは、高齢者社会に向かいつつある現代社会において非常に重要な問題です。転倒事故によって怪我や骨折の恐怖を引き起こし、将来的には運動不足が予想されます。結果として生活の質が低下し、さらに身体能力が低下してしまいます。寝たきりの原因は多岐にわたりますが、大半は加齢に伴う筋力の低下、運動不足、生活習慣病などによって引き起こされます。定期的に運動をすることでこのような状況を緩和させることができます。
転倒、寝たきりを予防することは、元気で明るい中高年期を迎える上で達成しなければならない問題なのです。
呼吸は肺が膨らんだり縮んだりすることで酸素と炭酸ガスのガス交換をしています。しかし肺そのものには自ら伸縮する機能はなく、肺を取り囲む様々な筋肉が動くことにより空気の出し入れを行っています。この肺を取り囲む筋肉を呼吸筋といいます。
脳と呼吸筋がミスマッチした状態になると息苦しさが起こります。そこでこの呼吸筋ストレッチを行うと呼吸筋から脳への情報伝達を強める働きが起こり、息苦しさをやわらげる事ができます。
スノーケルで水中で呼吸を行うことで心肺機能が向上し、また同時に筋力の増強・維持が可能になります。またフィン(足ヒレ)を使って泳げば下半身強化と基礎体力の向上にも期待が持てます。