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子どもは遊びの天才です。楽しく遊ぶことから色んなことを学んでいきます。

バケツの中の水を手で回すと、水は一定方向に回りだします静かに手を抜いても水は回ります。水流が弱くなった時に、水の流れにあわせて手を入れてもう一度回してみると、バケツの中の水はまた勢いよく回リはじめます。

私たちの役目は、流れをとめない方法で絶えまなく回る水を見守り続けることです。私たちが行う自然体験教室は、子ども達に最初の一歩を提供したいと考えています。

また、最近青少年の性犯罪、暴力的な行動や薬物依存といった行動の粗暴化、陰湿化が社会問題になっていますが、その背景には「心の知能指数」の欠如があるとされています。心の知能指数とは以下のものがあるといわれています。

  1. 怒りや欲求、快楽を我慢する衝動をこらえる自己抑制力
  2. 人の気持ちを推して自分自身を理解する自己認識力
  3. 目標達成に向かって自分の気持ちを奮い立たせる根気力
  4. 集団の中で調和を保ち人間関係を支える基礎となる協調力

現在の教育(自宅での子育てを含む)は、学力ばかりに注目して成績を上げることに熱心で、心を磨く情操教育、社会教育がなくなってきていることに私たちは大きな疑問を感じています。情操教育に重要な場所であった家庭においても両親の共働きが増え、子どもが親と接する時間が滅少、1人で過ごす時間が多くなり、社会性を学ぶ為の規律が崩れ、心の知性を育み高めるための機会が失われています。

また子どもたちの体格が年々向上する一方で、体力は低下しています。文部科学省の体力調査によると、柔軟性や機敏性など10年前に比べて10%以上も体力や運動能力が低下し、子どもが生活習慣病を持つという深刻な状況も発生しています。

このような事態への対処として、私たちが行う体験教室の中の一つに、スノーケリングがあります。海での遊びであるスノーケリングを子どもたちに提供することによって精神面から「豊かな感受性の育成」、社会的には「集中力、好奇心の向上」。身体面ではスノーケルで水中において呼吸を行うことによる心肺機能の強化、フィンを使って泳ぐことによる下半身の強化、これらが基礎体力の向上に効果あるものとしても位置づけられ、ここに自然と接する事の重要性があると考えています。また、最近ではスノーケルが小児喘息にも大きな効果があるとして、医学的にも推奨されております。

体験活動研究会は自然体験活動の中で子ども達に社会の一員であることを自覚させ、人に対する「思いやりの心」と「優しさの心」、「自然に対しての思いやりの心」を育てる教育を行っていきます。


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