イルカの癒し効果は、多くの人に感動とリラクゼーションを提供してくれるものです。このイルカと、水と親しむ活動(自然体験活動)を融合したプログラムを効果的に提供することで、高齢者や障がい者のリラクゼーション効果が期待できます。特に障がい者ダイビングは日常に体験できない活動から難しい対応が多くありますが、重力からの解放もあり、年々参加者が増加しています。
また水の特性を利用したアクアフィットネスについても開発を進めています。温水プール、温泉などでも開催できるため新たな誘客プログラムとしても期待ができます。
わが国の高齢化の加速的な進行は、2000年度に導入された介護保険制度利用の当初の見込みをはるかに超えており、この予備軍である中高齢者に対する予防プログラムを早急に提供する必要があります。このプログラムは健康志向が高まる中にあって温泉や、自然体験などと融合することで観光地の誘客プログラムとしても位置づけられるものになると考えられます。